Canon vs Nikon
スポーツ撮影の現場でのシェアは?
BCNによると、キヤノンが2016年のデジタル一眼レフカメラ年間販売台数No.1メーカーとなったようです。
デジタルカメラ(一眼レフ) | 部門別受賞企業一覧 | 実売データに基づいてNo1メーカーを讃える BCN AWARD
このアワードは「2016年という特定の期間」に売れた一眼レフカメラの台数というフローの数字に注目しています。
デジタルカメラ(一眼レフ) | 部門別受賞企業一覧 | 実売データに基づいてNo1メーカーを讃える BCN AWARD
このアワードは「2016年という特定の期間」に売れた一眼レフカメラの台数というフローの数字に注目しています。
では、「今現在、最も使われている一眼レフカメラのメーカーは?」というストック・ベースに注目した場合、特にスポーツ撮影の現場ではどうなるのでしょうか? オリンピックにおけるシェアが参考になりそうです。
もうひとつのオリンピック、 Nikon vs Canon | 旅するフォトグラファー 有賀正博
上記の記事では、1964年東京オリンピックから2016年リオオリンピックまでの推移がまとめられています。下記の記事では、2020年東京オリンピックでは第三勢力としてミラーレス一眼の可能性が挙げられています。
プロカメラ市場、キヤノン・ニコンの対決に富士フイルムが参戦 | ニュースイッチ 日刊工業新聞
もうひとつのオリンピック、 Nikon vs Canon | 旅するフォトグラファー 有賀正博
上記の記事では、1964年東京オリンピックから2016年リオオリンピックまでの推移がまとめられています。下記の記事では、2020年東京オリンピックでは第三勢力としてミラーレス一眼の可能性が挙げられています。
プロカメラ市場、キヤノン・ニコンの対決に富士フイルムが参戦 | ニュースイッチ 日刊工業新聞
なぜキヤノンを選んだのか?
最初に一眼レフ購入を検討した2007年当時、特にアイスホッケーを撮ることは想定しておらず、それまで使っていたコンパクトデジタルカメラからのステップアップと考えていました。
そのため、グレードとしては入門機、メーカーは特にこだわりなく当時の最新機種から Olympus E-410 をダブルズームキットで購入したのでした。
アイスホッケーを撮るようになって、まずレンズに ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 を追加。35mm換算 100-400mm でF値も明るいレンズをメインに、まもなくボディを中級機 E-30 へグレードアップ。いつかはフラッグシップ機を手にしたいと撮影に精を出していました。
ところが2013年にオリンパスは、一眼レフの後継機開発を停止してミラーレス一眼へ統合する製品戦略を発表。オリンパス最後の一眼レフとなったフラッグシップ機 E-5 をその1年後に購入して、壊れて使えなくなるまで撮り続けるつもりでした。
しかしながら、撮影条件の厳しいアイスホッケーを進化の止まった機材で撮り続けていくことにストレスを感じ、2016-2017 シーズン始まって間もなく Canon EOS 5D Mark III + Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM 導入に至ったのでした。限られた予算下で、このキヤノンの組み合わせを選んだポイントは以下の通りです。
そのため、グレードとしては入門機、メーカーは特にこだわりなく当時の最新機種から Olympus E-410 をダブルズームキットで購入したのでした。
アイスホッケーを撮るようになって、まずレンズに ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 を追加。35mm換算 100-400mm でF値も明るいレンズをメインに、まもなくボディを中級機 E-30 へグレードアップ。いつかはフラッグシップ機を手にしたいと撮影に精を出していました。
ところが2013年にオリンパスは、一眼レフの後継機開発を停止してミラーレス一眼へ統合する製品戦略を発表。オリンパス最後の一眼レフとなったフラッグシップ機 E-5 をその1年後に購入して、壊れて使えなくなるまで撮り続けるつもりでした。
しかしながら、撮影条件の厳しいアイスホッケーを進化の止まった機材で撮り続けていくことにストレスを感じ、2016-2017 シーズン始まって間もなく Canon EOS 5D Mark III + Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM 導入に至ったのでした。限られた予算下で、このキヤノンの組み合わせを選んだポイントは以下の通りです。
- マーケット・シェア (シェアが低かったオリンパスを購入していたことへの反動, 身近な撮影仲間がキヤノン・ユーザーだった)
- フルサイズセンサー (Nikon D500 はAPS-C, フォーサーズから大きく変化をつけたかったこともあり)
- いきなりフラッグシップ機 Canon EOS 1D-X (Mark II) に移行するのは恐れ多いのと、予算の制限で断念
実はニコンに心残りが...
オリンパスでは 35mm 換算 100-400mm を使っていたので、70-200mm レンズをフルサイズ機で使うと望遠域がちょっと物足りません。3rd Party のレンズはどんなもんだろうかと、2016年の末に近い時期になっていたでしょうか、某量販店に行ってレンズを試させてもらい店員さんと少し話し込んだら、ニコン絶賛でちょっと狼狽えました。その店員さん曰く...
- スポーツを撮るなら、今オススメできるのは Nikon D500。センサーサイズが APS-C であること以外はフラッグシップ機の D5 とほとんど同じですから。
- キヤノンのオートフォーカスは最初の食いつきは速くて正確だけれども、その後の追従性が甘い。これに対してニコンは最初の食いつきの速さはキヤノンに劣りますが、いったん捉えたらそうそうフォーカスを外しません。
- スポーツ現場ではキヤノンのシェアが高いと言われていますが、トップカメラマンと言われる人達の中の、さらに選りすぐりの人に、ニコン・ユーザーがいるんです。例えば、F1の世界では...
- 3rd Party のレンズを使うのなら、キヤノンよりもニコンの方が相性が良いです。キヤノンはとにかく純正品を使わないと性能を活かせませんから。