親指AFのススメ
人差し指でシャッターボタンを半押ししてピント合わせを開始して、ピントが合ったらボタンを押し込んで撮る、というのはカメラの基本ですが...
アイスホッケーの撮影ではちょっと難儀します。「半押し」という不安定・微妙な状態でプレーを追いながらシャッターチャンスを窺っていると、ちょっと動いた拍子にシャッターボタンを押し込んでしまったり、なかなかシャッターチャンスが訪れず指が攣りそうになったり、と。
シャッターボタンからピント合わせの役割を解放して、カメラを構えた時に親指あたりに位置するボタンにピント合わせの機能を割り当てることを、親指オートフォーカス / Back Button Auto Focus と呼んでいます。
野鳥撮影には、絶対的に便利な親指AFを使いましょう:野鳥の撮りかた12 | 中級講座 | キヤノンバードブランチプロジェクト
スポーツ撮影では絶対やっておきたい!親指フォーカスの設定 | Tomorrow Llife 〜 海好きなグラフィックデザイナーの趣味ブログ
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「人差し指と親指を連動させてピント合わせとシャッターを操る」と表現すると難しいことのように思えますが、プレーの流れの中でシャッターチャンスを待って撮る、という局面では、ピント合わせが遥かに楽になります。
親指AFで気をつけたいこと
手ブレを防ぐ
シャッターボタンを半押ししてから押し込む、という二段階の操作に比べて、1回でシャッターボタンを押し込もうとすると、つい力が入ってしまい手ブレの原因となります。意識して丁寧に、静かにシャッターボタンを押すようにしましょう。
とはいえ、「ここぞっ」という瞬間を狙ってシャッターを切るわけですから、分かっていても力が入ってしまいます...
とはいえ、「ここぞっ」という瞬間を狙ってシャッターを切るわけですから、分かっていても力が入ってしまいます...
「親指を離す」ことを覚える
コンティニュアスAF設定下でピントを合わせ続けているとき、狙っている選手と自分の間を他の選手やレフリーが横切りそうになったら親指を離して、フォーカスを奪われないようにします。
親指を離している間はフォーカスがロックされます。狙っている選手の前がクリアになったらもう一回押し込むことで、ピント合わせを再開できます。